今回は、Nuxt.jsで不要なライブラリを洗い出す方法を解説しています。 開発しているとアンインストールし忘れたライブラリや不要なコードが積み重なっていくと思います。 nuxt analyzeを使用すると、JSやCSSを視覚化できます。
100点を取りました。
上記が主にパフォーマンスを改善する方法です。
Nuxt.jsには、あらかじめwebpack-bundle-analyzerというライブラリが組み込まれており、どのライブラリがどれくらいの大きさなのか?を可視化することができます。
nuxt.config.js
のbuild
プロパティを下記のように設定することでbuild時にanalyzeを実行することができます。
export default { build: { analyze: true, // 本番環境ではfalseに設定してください }, }
また、nuxt.config.js
で設定しなくても、コマンドラインのオプションを付けることでanalyzeを実行できます。
yarn build --analyze # もしくは nuxt build --analyze
上記コマンドを実行すると、ライブラリの大きさを示した.nuxt/stats/client.html
が生成されます。
open .nuxt/stats/client.html
開いた結果が以下の通りです。
Bootstrap
moment.js
が大きいようなので、これらのライブラリを変更する。もしくは無くすことができれば、パフォーマンス改善することができます。
また、プロジェクトの内のVueファイルのJSもバンドルされ可視化されているのでコードのリファクタリングに役立てることができます。
I tried running the above. The results are as follows.
※現状Google Adsenseを使用しているので、点数が落ちています。
以上、「Nuxt.jsで不要なライブラリを洗い出す方法」を解説してきました。 この他にも、Light Houseでの分析結果を見て、パフォーマンスを上げていく方法があります。是非いろいろな改善方法を探してみてください!