Netlify Formsでお問い合わせを作る方法
今回は、Netlify Formsで「お問い合わせ」を作る方法を解説していきます。
Netlify Formsを使用すると簡単に素早く、お問い合わせを作ることができます。
前提として、Netlifyにサイトをホスティングしている必要があります。Netlifyにデプロイする際に、Netilify BuildがHTMLを解析し、機能を追加してくれます。
Netlify Formsのドキュメントは、Forms setupから確認できます。
それでは、解説していきます。
2枚のHTMLを用意する
- 入力フォームのHTML
- 送信後に遷移するHTML
を用意します。
例として、/contact/index.vue
と/contact/success.vue
というVueファイルを作成しました。
├── contact
│ ├── index.vue
│ └── success.vue
/contact/index.vue
のPOSTメソッドでNetlify Formsにリクエストを送信した後に、/contact/success.vue
に遷移するように設定していきます。
入力フォームの作成
index.vue
に以下のようなHTMLを追記します。
<form name="contact" method="POST" data-netlify="true" data-netlify-honeypot="bot-field" action="/contact/success">
<input type="hidden" name="form-name" value="contact" />
<input id="name" name="name" type="text" />
<input id="email" name="email" type="email"/>
<textarea id="message" name="message" />
<button type="submit">送信</button>
</form>
<form>
に、data-netlify="true"
属性を追加すると、Netlifyが解析時にNetlify Formsを使用することを理解してくれます。
また、action
属性で、送信後に遷移するHTMLを指定できます。
ここでは、先ほど作った/contact/success
を指定しています。
/contact/success
は送信したことを明示できるUIがいいでしょう。
送信されたテキストを確認する
送信されたフォームは、NetlifyのSite overviewから確認することができます。
※無効のメールアドレスの場合、フォームは送信されません。
メールアドレスに通知されるように設定する
Netlify Formsに送信されたフォームは、Slackやメールアドレスに送信することができます。
個人で開発しているのであればメールアドレスに、組織で開発しているのであればSlackが良いかもしれません。