Webサービスのリリース後すべき行動
Webサービスのリリース後すべき行動
サービスは、
- ユーザーの困り事の解決
- ユーザーの行動の効率化
- ユーザーを楽しませる
など、ある程度目的を持って開発するものです。
自分が楽しむためだけに作ってしまうとそれはサービスとは言えません。うまく自分の楽しみとユーザーへのサービスを共存させることが継続のコツであるとも言えます。上記を一言で表すと、需要があるか? とも言えますが、収益化できるか?や一過性の需要ではないか?なども考慮すると上記の3点が考えやすいでしょう。
実際に、MVP(ユーザーに価値提供できる最小単位のプロジェクト)ができたらユーザーの行動が、
- 観察できる
- 測定できる
環境が必要です(もちろんプライバシーに影響のない範囲です。)。Google Analyticsなどの分析ツールが非常に重要になってきます。
本などで良くMVP MVPと言われますが、実際にリリースして反応を見ないまま新しい機能を開発し続けても、おそらく継続できないでしょう。(どこに価値を置いてくれているかも)
※MVP(Minimum Viable Product): ユーザーに価値提供できる最小単位のプロジェクト
サービスリリース後の行動
1. アクセスを集める
実際にサービスへ流入させないと、
- どの機能を多く使うのか?
- 収益の導線まで到達しているか?
- サービスのパフォーマンスは大丈夫か?
- 離脱率はどうなっているか?
などが一切分かりません。これでは続ける理由が全くありません。手を打ちましょう。
- GoogleやFacebookなどの広告を打つ
- SEOを強める
- プレスリリースを行う
- SNSで集客する
- 知人に宣伝する
などでしょうか。MVPが開発できたら、検証なしに絶対に継続的な開発を行ってはいけません。(細かい修正とかならいいと思うけど大きな変更はキツいと思う)
もしサービスを変更をするのであれば、検証を済ませた上でMVPの仮説が変わる時のみです。
また、広告などの収益化がアクセス数を集めることの足枷となっている場合、削除した方が初期段階では遥かに有益です。
2. ユーザーの反応から開発する
アクセスが集まって、分析できるようになったら開発を継続させましょう。
- 良く使われている機能を充実させる
- 全く使われていない機能を改善・削除する
- 新しい試みする
このくらいでしょうか。1と2の繰り返しです。実際にサービスを続けるのは非常に根気が必要です。気軽にやりましょう。しかし、継続的に手を売っておくとふとした時に、成果が上がったり、結果が出たりして救われるものです。この経験は何度もあります。人生も同じでしょう。投資に近い感覚があります。
その他、
- 自動化できることはやっておく
- パフォーマンス改善
- セキュリティ対策
などは継続的に行いましょう。
3. 最後
上記を継続していく中で、データや影響力を持ってくると、提供できるサービスアイデアがどんどん出てくるようになってくると思います。ユーザーや友人に相談しつつより価値のあるものを作っていきましょう🚀